体外受精・顕微授精の着床率と鍼灸
東洋医学では健康な体は「五臓六腑(ごぞうろっぷ)が整っている」ことが大切とされ
ています。
五臓とは「肝」「心」「脾」「肺」「腎」
六腑とは「胆」「小腸」「胃」「大腸」「膀胱」「三焦」
です。
不妊に影響するといわれているのが「肝」「心」「脾」「肺」「腎」で、特に、「肝」「腎」の
働きが少し弱い人が多く見られるようです。
腎は生殖機能と深くかかわっています。
東洋医学では、腎の力は成長とともに高まり、腎気が発育すると初潮が訪れ、腎が
衰えると閉経になるという考えです。
生活習慣や食生活などで腎気は影響されるため、腎の力が弱まると生殖機能にも影
響し、子宮や卵巣の機能が弱まり、排卵がなくなったり、月経がなくなったり子宮内
膜が薄くなり着床しにくくなってしまします。
五臓六腑には一本の循環路があります。
これは、「肺経」「脾経」「心経」「腎経」と呼ばれている経絡で、ここにはところどころに
ツボがあります。
※参照 http://www.shinkyu.com/huninsyou.html
不妊には肝経、腎経のツボを刺激すると効果があります。
ツボを刺激することで、本来持っている力を取り戻し、卵巣と子宮の機能が高まり、妊
娠しやすい体へと改善されていくことが期待できます。
1回の治療で不妊が改善することはないですが、続けることで確実に体は変化します。
ある治療院では、半年以上定期的に鍼灸治療をうけた50人のうち、43人が妊娠した実績があります。
※参照
http://www.touyouigaku.org/koramu/15nenkoramu/9gatu/9gatu.htm
http://www2.odn.ne.jp/meisei-acp/nannti.htm
寺子屋お産塾
http://park11.wakwak.com/~hisao-t/index.html
全国の不妊治療にとりくんでいる鍼灸院を随時紹介していきます。