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体外受精や顕微授精の成功率

ART(※) 体外受精や顕微授精の成功率

体外受精や顕微授精の成功率はそれほど高くはありません。

日本産科婦人科学会によりますと、2007年に実施された新鮮胚を用いた体外受精や顕微授精による移植あたりの出産まで至った確率は、14.8%です。

この数字は2012年度もそう変わりません。
これは全体の数字ですから、施設によっても女性の年齢によって、異なりますが、1回の移植あたりの出産率が15%ということは、累計出産率で言うと、5回の胚移植で54%、10回の移植では76%ということになります。

1回目や2回目の移植で出産に至ることはできれば、ラッキーということです。

確率的な観点から言えば、数回程度の回数を繰り返すことを覚悟しておくのが現実的です。


※ARTとは?

Assited Reproductive Techonology(補助生殖医療技術)の頭文字をとって、アートと発音されます。体外受精や顕微授精など、卵子と精子を体外に取り出して行う不妊治療の総称。

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