着床前診断

着床前診断は、体外受精が前提です。

着床前診断は妊娠が成立する前、すなわち受精卵が着床する前に検査をするのです。

方法手順は通常の顕微授精と一緒です。

 

複数の受精卵を検査をしますから、排卵誘発剤で複数の卵胞を育てます。

卵子が取り出せる大きさになったら卵胞を超音波で見ながら、細い針で卵巣から取り出した卵子と、男性の精子を専用の培養液の中で受精させます。

 

その受精卵が分割し、8細胞くらいになったときに細胞を1~2個だけ採取し、その細

胞について染色体や遺伝子の検査をおこない、2日くらいして子宮に戻します。


もともと着床前診断は、胎児についての出生前診断を改良する目的で開発されました。

出産が成立してから行う出生前診断とはまったく別物なのです。

 

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