体外受精、顕微授精と漢方療法
体外受精や顕微授精でうまくいかないのは段階ごとです。
①採卵した卵子と精子の受精後、細胞が分裂していく段階で、細胞分裂をやめてしまった場合
②受精卵の子内膜着床がうまくいかない
③着床した受精卵の育成
①の受精卵が細胞分裂をやめてしまった原因の1つに卵の老化が考えられます。
②の受精卵の子内膜着床がうまくいかない の原因の一つに子宮内膜の問題や受
精卵が育つ子宮の内部環境(温かくない、充分な栄養が供給できないなど)の問題
がある場合がと言われています
また、体外受精や顕微授精を繰り返すとホルモン療法の悪影響が卵巣や生殖機能
などに及んでいる場合もあります。
着床がうまくいくようにするには子宮環境を整える必要があり、子宮を温めることはと
ても重要と言われています。
精子と卵子の出会いがなされ、、ホルモン環境を整え、人工的に十分な状態になっ
ているにもかかわらず妊娠できない場合は、東洋医学や漢方など別の角度からも治
療されると、不足している条件が満たされ妊娠につながることがよくあります。
漢方療法はホルモン剤を投与していた(ホルモン療法)で疲れた卵巣や生殖機能を
整え、よい卵が育つようになったり、子宮内膜が着床しやすい条件を満たすようにな
ったり、また子宮がポカポカと温かく十分すぎるくらい新鮮な栄養が届いてくれるよう
になるなどの報告が上がっています。