非配偶者人工受精
非配偶者人工受精とは、AID(Artificial Insemination of Donor)
夫が無精子症などで、夫の精子では妊娠が不可能な場合に、夫以外の精子で人工授精する 方法です。
精液の提供者としては、遺伝性 の疾患・性病などの既往症・エイズなどの危険性が
ない、妊娠させる能力の高い精液をもつ若くて健康な方が選ばれます。
(一般に夫ではない男性の精子を用いて妻を妊娠させる不妊治療の一つです)
慶応大学では、1949年から非配偶者人口受精(AID)を実施し、今までで、1万人以上の子供が誕生しています。
ドナーの匿名性を守るために,血液型別に10~15人のドナーを確保しています。
また、定期的に感染症の検査を行い、同じドナーからの子供が増えないように、15例の妊娠が判明した時点で、ドナーから外れます。
非配偶者間人工授精の現状に関する調査研究会(DI研究会)
http://www.hc.keio.ac.jp/aid/