50人に1人が体外受精、顕微授精で誕生
体外受精,顕微授精で生まれた人数
「50人に1人が体外受精、顕微授精で誕生」
日本産科婦人科学会のレポートによると2008年度の体外受精、顕微授精による赤ちゃんの誕生が2万1,704人。
2008年に生まれた赤ちゃんは109万1,156人ですから、50人に1人は体外受精、顕微授精による妊娠、出産となります。
年々、体外受精、顕微授精による赤ちゃんの誕生は増えています。
2007年は56人に1人という数字でした。
日本産婦人科学会の2006年の報告では、2005年までに体外受精で生まれた日本国内での出生数は、累計で117,589人で「65人に1人」です。
2010年7月までで、体外受精、顕微授精の実施登録施設として届け出ているのは606施設あります
2006年の体外受精の実施登録施設として届け出ているのは590施設ですから
4年で16施設増加しています。
少々古い記事ではありますが
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平成17年9月14日 読売新聞によると
世界初の体外受精児は1978年に英国で誕生し、国内では83年に東北大が成功した。以来、体外受精は年々増え続け、同学会が調査を始めた86年以来の累積出生数は計11万7589人となった。調査を担当した久保春海・東邦大教授(産婦人科)は、「治療1回あたりの妊娠率はそれほど向上しておらず、不妊患者の数が増えた結果だろう。 安全に妊娠・出産できる年齢限界は35歳以下ということを認識してほしい」と述べ、体外受精件数を引き上げている高齢出産の増加に警鐘を鳴らしている。
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しかしながら、不妊の原因は特定しておらず、子供が欲しい夫婦にとって、体外受精顕微授精は不妊治療に大きな広がりと成果をもたらしていることは事実です。
不妊治療は大幅にその成功率もあげているとも言われています