精子の凍結保存

精子をマイナス196度で凍結し保存することを精子凍結といいます。

半永久的に凍結保存することが可能です。

 

精子凍結があれば、もし当日の採精ができなかった場合や急な仕事などで精子が用意できなくても人工授精や体外受精は予定通り行えます。

 

どのような場合に精子の凍結保存をするのか?

 

①ご主人様の都合で体外受精、顕微授精の日に採精ができない場合


 お仕事などで体外受精、顕微授精の当日に精子を用意できない場合には、あらかじめ精子を凍結保存しておきます。

 

②運動精子数が少ない方が妊娠率を向上させたい場合

 

運動精子数とは、精子濃度×運動率で計算します。

この数値が人工授精に有効的な1500万/1cc 以下の場合は、複数本の精子を合わせて使用することで確率を高める方法もあります。

凍結した精子は解凍した場合、運動率が上がるのです。

凍結精子を複数本使用する他、体外受精、顕微授精の当日にも精子を持参し、その所見によって必要であれば凍結精子も使用する場合があります。

 

③抗がん化学療法を控えている場合

がんや、悪性リンパ腫、白血病などで抗がん化学療法を予定していて、抗がん剤による精子減少症や無精子症になるおそれがある場合、精子を凍結保存します。

抗がん化学療法によりダメージを受けた睾丸は自然妊娠ができる数の精子を作りだすことはほとんどありません。

ですから抗がん剤化学療法開始前に、あるいは、開始直後に精子を凍結保存しておきます。

 

④不妊治療における「保険」として保存しておきたい場合

体外受精や顕微授精の当日にプレッシャーで採精できないかもと不安な男性のために1回分だけ、保険として凍結保存しておくこともできます。

 

精子凍結の安全性は医学的に立証されていますのでご安心ください。

 

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