子宮を温める
月経前症候群(PMS)と月経前不機嫌症候群(PMDD)を少しでも軽くするためには、子宮を温めるとよいですよ。
なにしろ「冷え」は大敵ですから。
体が冷えると骨盤内、つまり子宮がうっ血します。これが子宮が痛くなる大きな理由です。
生理痛も冷えるとますます痛みが強くります。
携帯カイロでおへその下や仙骨のあたりを温めるとよいですが、もっと良い方法があります。
韓国の「よもぎ蒸し」は有名な子宮を温める方法の1つです。
漢方医の大河ドラマの「ホジュン」が韓国で超人気となり日本でも人気となっていますが、そのホジュンが1610年に医学書を編纂した「東医宝鑑」の中に、よもぎ蒸しは、燻蒸(フンジュン)という言葉で紹介されています。
それから座って蒸す座燻(ジャフン)という言葉も使われるようになりました。
よもぎ蒸しの主な目的は不妊治療をでしたが、月経による痛みにもとてもよく聞くと言われています。
子宮を温めて、老廃物やお血(おけつ)(おけつとは古い血、血液の流れが悪い状態のこと)の解消に効果的があるのです。
エステなどでもできますが、もっと気軽によもぎ蒸しができるのが「よもぎ蒸しパット」です。生理パットのように使うのですが、とても子宮が温かくなります。
子宮を温めていると、体の芯が温まってきますし、足や手の先も温かくなってきます。
生理パットのようにデリケートゾーンに当てると、少ししたらぽかぽかしてきます。2時間も当てていると体全部がじんわりと温かく、気持ちがよいですよ。
よもぎ蒸しパットはハーブの母と呼ばれる「よもぎ」と3種類のハーブ「川弓(せんきゅう)」「当帰(とうき)」「ハッカ」でが入っています。
こんな風になっています。
↓
私はずっと使っていますが、かなり月経前症候群の症状が楽になっています。
自宅で本格的なよもぎ蒸しができるセットもあります。
欲しいですが、場所がありません。
