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マーガリンとトランス脂肪酸
マーガリンやショートニングはそのトランス脂肪酸が含まれる植物油に水素を添加して作られます。
これによって、固形で取り扱いやすくて長期保存が効く、私たちが良く知っている「マーガリン」が出来ます。
マーガリンは「植物油から作られているからカロリーが低く、体にいい」といわれていましたが、トランス脂肪酸の危険性が指摘されて、取りすぎは逆に体に悪いことが分かってきました。
添加したものは、トランス型という天然にない構造になります。
トランス型の油は体内で代謝されにくいとされています。
トランス脂肪酸が含まれる食品
・マーガリン
・植物油(精製する過程で高い熱を加える為、一部はトランス脂肪酸に変化する。)
・クッキー
・油であげたスナック菓子
・その他マーガリンやショートニングを使用した食品
また、フライドチキンやポテトフライなども含まれています。
トランス脂肪酸の害
@悪玉コレステロールを増加させ,.心臓病や心筋梗塞のリスクが高まる。
Aぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす不安がある。
Bトランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りはボケやすい。
米国シカゴ近郊に住む65歳以上の住民8500人を、長期間追跡した「CHAP」
(Chicago Health and Aging Projects)研究の結果。米国神経学会が発行する
学術誌、Neurology誌2004年5月11日号に発表された。フレッド・ローが行った「マーガリン大実験」より)
ニューヨークでは飲食店でトランス脂肪酸を使用することを禁止し、デンマークはトランス脂肪酸含有量の上限を定めています。
米国・カナダでは含有量の表示を義務化していますが、日本に規制等はない。
トランス酸の国民一人一日当りの摂取量は
米国では5.8g、 エネルギー比で2.6%
西欧の14カ国(男性)では1.2〜6.7g(エネルギー比で0.5〜2.1%)
と見積もられています。
これに対して日本人の場合は1.56g、エネルギー比で0.7%と低いのですが
食の欧米化に伴い、この数字も変わってきています。
食育としては、日本では食品にトランス脂肪酸の含有量の表示は義務づけられていませんので
家庭で気をつけるようにしたいものです。
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