凍結融解胚移植とは
胚(受精卵)を凍結し、移植に適した子宮環境、ホルモン環境を整えてから移植をする方法を「凍結融解胚移植」といいます。
たくさんの卵がとれ胚(受精卵)が育だち、余剰胚があるから「凍結」するだけではありません。
体外培養液で育てた、胚盤胞を子宮に戻したときに必ずしも子宮内膜は胚盤胞にとって、着床しやすい環境ではないことが多くあります。
なぜなら、体外で育てた胚盤胞は体内の環境よりも遅いためです。
つまり、胚(受精卵)が胚盤胞まで育ち、着床しやすいタイミングが、子宮内膜が着床しやすい環境とずれる可能性があります。
せっかく、着床しやすい胚(受精卵)に育っても、受ける内膜がちょうど良い環境よりも過ぎてしまうため、妊娠に至らないということにつながります。
それくらい、体外環境は胚にとって苛酷だといえますし、すべてがよいタイミングでなければ、妊娠に至らないのです。
子宮内膜と胚の着床、妊娠しやすいタイミングを合わせるために、積極的に受精卵の凍結をおこなう、医療機関もあります。
胚(受精卵)の凍結の適用として
・採卵数が10個以上あり、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)重症の予防のため
・子宮内膜が6mm以下、または、子宮内膜の形状が3層構造になっていない
・ホルモン環境が悪い
凍結融解胚移植のメリットとして
・良い胚を選び胚移植ができる
・環境の整った良い子宮内膜に移植ができる
・高度な凍結、融解をすることにより、子宮内膜と胚のタイミングを合わせ、着床、妊娠率が高くなる
ことがあげられています。
凍結融解胚移植についての参考ページ
http://ylc.jp/about/contents/treatment_1g.html
http://www.ivfnamba.com/inc_medicalinfo/haitouketsu.html