アンタゴニスト
GnRHアンタゴニスト製剤は、欧米では1995年頃から不妊治療に使われている薬です。
この薬は注射薬でhMG製剤を使って卵を育てるときに、早く排卵をしてしまうことを抑える目的で
使用します。
排卵はLHサージが引き金になって起こりますので、GnRHアンタゴニスト製剤は、このLHサージを抑制する作用があります。
LHサージを抑制する薬剤として現在広く使われているのが、GnRHアゴニスト製剤ですが、この薬剤は、最初にゴナトロビンの放出を促し、その後に抑制するという経過をたどりますので、長期にわたって、薬剤を投与しなければなりません。
GnRHアンタゴニスト製剤は、直接、ゴナドトロビンの分泌を抑える働きをするので、薬の量が減り体にかかる負担を軽減することができます。
また、排卵時期の調整にも使えますので、今後の不妊治療には欠かせないお薬として、注目されています。
まだ、日本では認可されていませんが、治療に取り入れている病院も増えてきています。